2016年10月10日月曜日

スタフォード・ハンターさんクリニック


 去る5月17日、新発田市の大人のバンド[Rise Up!]が行った、スタフォード・ハンターさんのクリニックに参加させていただきました。スタフォード・ハンターさんは、DUKE ELLINGTONが亡くなった後の、ELLINGTONバンドで2ndトロンボーンを吹かれていた方です。Rise Up! にはJAZZ QUESTのリードアルト藤崎と、外部メンバーのトランペット武者が、メンバーとして活動しています。その関わりもあり、今回のクリニックには無料で参加させていただきました。この場でもお礼をしたいと思います。リーダーの本間さんをはじめ、Rise Up! の皆さん、本当にありがとうございました。

 ハンターさんはクリニックで、「ここは日本ではなく、MUSICという空間であり、みんなは日本人ではなく、Musicianなんだ」と繰り返しおっしゃっていました。日本人は、先輩・後輩、年上・年下にこだわってしまいがちですが、いい音楽を作るために集まっているのに、それではもったいない、ということでした。みんなで意見を出し合って、高めあった方がいい音楽を作れる、ということです。

また、「お客さんは楽譜を理解して聞いているわけではなく、演奏を感じているんだ。」と話されていました。楽譜に執着しすぎずに、もっとアイコンタクトを取り、みんなでグルーブを感じるんだ、ということでした。音をミスすることより、指が転んでしまうことより、全体でグルーブを出して、のれるかどうか、すなわち、リズムを崩さずに一定にならし、その一定のリズムを聞いていて心地よい、とお客さんが感じるかどうか、ということでした。

ハンターさん、Rise Up! の皆さん、本当にありがとうございました。









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