2017年5月15日月曜日

大会報告



5月7日(日)、東京府中の森芸術劇場で開催された、山野ビッグバンドジャズコンテストの東日本予選大会に出場してきました。

3年前、Jazz Questを結成した時から憧れていた舞台でした。今年はやっと、メンバーの人数が規定の人数に達したので出場することができました。

結果は、惜しくも本戦に行けず。 本当に悔しい結果となってしまいました。

しかし、審査員の方には、「単純なメロディーの繰り返しなのに、引き込まれる演奏」と講評をいただき、また、コンテストを聞きにきていたプロのサックスプレイヤーの方に、「印象に残ったのは敬和学園大学。技術云々以上にまた聞きたい、不思議な魅力のあるバンド。」と評価していただきました。私たちが1番大切にしている部分が、多くの人の心に届いた、ということが今回の大会での1番の大きな収穫でした。

また、改善すべき点も見つかりました。それは、個々の技術をもっと磨く、ということです。どれだけ人の心に届く演奏をしても、少しでもミスをしていたら、本戦には行けない、ということです。大会では、音楽に点数をつけるので、どうしても採点が減点法になってしまいます。だから、ミスのない演奏をする、ということが求められている、ということを思い知りました。

今回、予選止まりだったのも、私たちが尊敬するDuke Ellingtonに「もっと探求して、もっと素晴らしいエリントニアン(エリントンバンドのメンバーのこと)になりなさい」と言われている様でした。

また、大会にあたって、本当に多くの方に応援していただきましたし、励ましの言葉もいただきました。本当にありがとうございます!!

また、この大会の前には、2泊3日、新発田の「あかたにの家」で合宿をさせていただきました。本当に自然が豊かで、素敵なところでした。また、近隣の方にも優しくしていただきました! 充実した合宿をすることができました。本当にありがとうございました。

そして、今回の演奏には、Jazz Hornets時代を共に過ごした仲間や、新潟ジュニアジャズオーケストラで共に演奏していた仲間が、人数が足りていないパート部分を補ってくれました!北海道や兵庫など、全国から仲間たちが駆けつけてくれたのです!遠方のメンバーも揃い、15人で演奏できた時は、感無量でした。 はんな、夢ちゃん、しばたま、くるみ、潤、桃子、本当にありがとう!

そして、講師の辻元先生には、合宿中から付きっきりで指導を、また、東京往復のマイクロバスの運転もしていただきました。 先生から教わったJAZZを、山野本戦の舞台で披露してきたかったのですが、それが叶わず、本当に悔しいです。 先生から与えてもらうばかりで、何も返すことができていない、と悲しくなります。

しかし、悲しんでる時間は私たちにはありません!なぜなら、私たちのJAZZで、多くの人を笑顔にし、幸せにするため、また、来年は必ずや本戦に出場できるよう、前を向いて練習をしなければならないからです!

来年こそは、本戦の舞台で敬和学園大学Jazz QuestのDuke Ellingtonサウンドを轟かせてきます!

これからも応援宜しくお願いします!


 赤谷合宿にて


赤田合宿最後の合奏後

大会演奏後〔with応援に駆けつけてくれた神田先生〕