2015年11月14日土曜日

夏合宿

 去る8月17日から20日まで六日町にて夏合宿を行いました。今回はJAZZ  QUEST初の合宿ということで、敬和学園高校JAZZ HORNETSの合宿に参加させていただきました。
 六日町は自然が豊かで、ご飯がおいしくて、空気が澄んでいてとても素敵なところでした。朝は7時から近くの川辺でロングトーンをし、その後練習を充実させるために、お腹いっぱいバイキング形式の朝食をいただき、そして1日クーラー完備の室内で練習をし、夜はゆっくり温泉につかり疲れをとる、そんな合宿の日々を送りました。
 合宿にはJAZZ  QUESTのメンバーの多くも高校生の頃からお世話になっている、プロ・トランぺッター・指導者の外山昭彦さんをお迎えしました。外山さんには、現在JAZZ  QUESTの2年オオサワが高校3年生だった時の合宿に初めてお迎えしてから、ずっと指導をしていただいています。また、外山さんはJAZZ  QUEST立ち上げに関しても全力でバックアップしてくださり、いつも大変お世話になっている方です。外山さんは、いつも音楽面だけでなく、精神的な面や、組織の運営についてなど、様々なことを助言してくださるので、東京におられるのにまるですぐ近くにいてくださるかのように感じています。また、今回の合宿にはそんな外山さんのご紹介で、ICU(国際基督教大学)のMMS(Modern music society)のOBでありリズムセクションの指導者である、宮澤裕行さんにもお越しいただきました。
 そんなJAZZ  QUESTにとって初めての合宿は、とても大学生らしい合宿となりました。高校の頃の言われたところを改善してゆくという合宿とは違い、個人練習の時間が多くあるため1人1人が自分の探求したい面を探求する、追及する、ということができ、また、高校の頃はがむしゃらに吹いて、弾いて問題を解決していっていましたが、問題を頭で考え、様々なミュージシャンの音源を聞き、解決をしてゆくということができるようになったからです。
 そして、講師の方々に指導していただく中で、DUKE ELLINGTONの曲を中心に演奏し極力アンプを使わない、という私たちの方向性は間違っていないと確信することができました。
 また、大会に向けて頑張る高校生につきっきりで、全力で、熱く指導をしている先生や講師の方々の姿を見ていて、感じる何かがありました。それは、高校や大学で私たちのことを応援し指導してくださっている先生や講師の方々に、私たちが何か返せるとしたら、それは、先生や講師の方々から教えて頂いたJAZZを、同じように私たちが伝え広めていくこと、また、そのJAZZによって誰かを幸せにすることだと感じました。だから、これからも真摯にJAZZを探求してゆこうと改めて感じることができました。

 

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